着付けのボディとはあなたがこれから着付け師、着付けのプロとしての「着付けの技術を習得・向上させて行く為のビジネスパートナー」です。

そんなビジネスパートナーを選ぶ基準について説明していきます。

着付けボディ(マネキンって?)

着付け用のボディ(マネキン)とは主に練習用、着物ディスプレイ用として販売されくびれが少なく、寸胴なタイプのボディを着付け用ボディと一般的に取り扱われていてさらに、

「腕が付いているもの」、着付けるのが難しい「くびれが大きいタイプ」、「ヒップ下まであるロングタイプ」など数種類のボディがあり、「どのボディを買ったらいいの?」という疑問が沸いてくる人が多いと思います。

ここで重要なのが、あなたは何のために「着付け用ボディ」を購入するのか。ということです。

着付けボディ(マネキン)購入の見極めポイント

何かを購入する際に重視する点と言えば真っ先に「値段(価格)」ですよね。次にどんな利益が得られる「機能」を持っているかも重要な判断材料となりますので見極めのポイントは「値段」と「機能」に絞って解説します。

着付けボディの値段

ボディの価格は15,000円程度から40,000円、それ以上の値段のものも。一体どこで値段に差がついているの?と思う人もいると思います。ボディの値段の差はそれはズバリ、「腕がある」、「ヒップ下まであるロングタイプ」などボディのパーツの差です。

「胴体部分のみ」<「腕付き」<「ロングタイプ(腕有・無)」

と、パーツが増えるほど値段も高くなる。というイメージだと思って下さい。

「何が違うの?」着付けボディの機能の違い

「胴体のみ」、「腕付き」、「ロングタイプ」、どのボディでも着付けを習得するのは可能ですがそれぞれ特徴・どんなメリット・デメリットがあるか詳しく説明していきます。

腕付きと腕無しの違いと特徴

機能として大きな違いに「腕付き」、「腕有り」の違いがあります。
その「差」は何なのか、解説します。
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腕付きのメリット

腕付きの最大のメリットは「着物がずり落ちづらい」こと。
腕無しタイプで練習をしているとズルズルと着物が落ちてきてしまうのでクリップで留める必要があります。

腕付きのデメリット

「無しのタイプより値段が高くなる」こと。
関節が動かないものや、取り外しが出来ないものだと袖を通すのに手間がかかり、素早く着せる為のタイム練習の際に邪魔になります。練習以外に「着物を着せてディスプレイする用途にも使いたい」ということであればのであれば「腕付きで取り外し可能」なものが良いと思います。

物によっては人間とはかけ離れた肩まわり構造で人間ではありえない仕上がりになるような場合も・・・。これではまったく練習になりません。

当教室では腕が付いていることによって着付けの習得や上達に影響があるかと言われれば大差はないと考えていますので「腕付き」か「腕無し」は好みや予算で判断してもらっています。

ロングタイプの特徴

値段も高く「上級者向き」とも言われているロングタイプについて解説します。
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ロングタイプはヒップ下まであり、↑の画像を見比べて見ても右の胴体のみタイプよりも「くびれ」ているものが多いのが特徴です。

ロングタイプのメリット

「くびれ」が大きいのでより現場向きであること。
「ヒップ下」までボディがあるので裾線のイメージをしやすい。

ロングタイプのデメリット

「値段が高い」のがロングタイプの最大のデメリット。
また、「くびれ」が大きいので着付けをするのが難しいこと。

が挙げられます。ロングタイプの最大の特徴はヒップ下があることなのですがヒップ下があろうと無かろうと着付けを覚えることは出来ますし、上級者でなければロングタイプが使いこなせない訳ではありません。

それは、ロングタイプが上級者向きなのではなく、「くびれ」が大きいから上級者向きなのです。(くびれについては次に説明します)

ただし、本格的に見えますのでいわゆる着付け教室で使用していることも多く、

「教室で売っていたのがこのタイプだったから」
「お教室で薦められるがままに買ってしまった」

という理由で持っている人もいますし、ほとんどが趣味レベルの人たちなので到底手に負えるものでもなく、持て余しています。

「くびれ」が大きいので上級者向けというよりは上級者を目指す人向けといえるでしょう。

胴体のみタイプの特徴

最後にもっともポピュラーな胴体のみタイプの解説になります。胴体のみのボディにもくびれ無しの寸胴タイプと「くびれ」の大きなものがあります、そちらも合わせて説明して行きます。

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胴体のみタイプのメリット

入手しやすい「お手頃価格」であること
また、寸胴タイプは着せやすく着付けを覚えるのにスムーズ。

初期費用を抑えたい人におすすめです。(※「くびれ」の有り無しで値段は高くなります)

胴体のみタイプのデメリット

腕が無いのでディスプレイに使えないこと。
寸胴タイプは仕事をすることを想定すると現場向きではない。

以上が胴体のみのボディの特徴ですが、当教室では購入を相談された場合、値段的にも機能的にも優れている「胴体のみでくびれ有りのボディ」をおすすめしています。

「くびれ」の大きいボディがオススメな理由

着付けのプロ、着付けの仕事では「寸胴の着せやすいお客さまばかりでは無いから」です。帯の位置を赤色で示してみましたがくびれの有り、無しで↓このような差が出てきます。

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実際、現場では画像のようにブラジャーを外さない、補正も無い、くびれボディの20歳前後のお客様に着付けるということが多々あります。

難しいお題(体型)で限られた条件(持ち物)でプロの仕上がりを提供することが着付けのプロとしての真の実力です。

当教室では実際のお客様に近いボディで練習する。
あえて難しいことに挑戦してこそ、プロの近道と考えています。

着付けを習得していく段階ではバストは固く段差があり、くびれていて着付けしづらいのでとても苦労しますがその困難が現場に出た時にとても役に立つのです。

以上が当教室が「胴体のみでくびれ有りのボディ」オススメしている理由です。

着付けボディ(マネキン)の選び方

購入する際は以上をふまえ、あなたの目的や予算、好みに合わせて比較検討してはいかがでしょうか。ボディの購入を考えている・・・ということは

●着付けを習っていて着せる練習がしたい
●着付けを仕事としてするために勉強したい

という人がほとんどで大きな違いは「趣味なのか、仕事に繋げたいのか」という点です。

あなたがもし、「着付けを仕事にする為」にボディを購入する予定であるのなら「着付けを仕事にする、着付けのプロにとってボディは一生使う商売道具」であり、「ビジネスパートナー」になる存在です。

ここまで読み進めてくれたあなたには「値段」や「商売文句」に左右されずに最適なビジネスパートナーとなるボディを手に入れられることを願っています。既にボディを持っている人は自身のボディの特徴を見直し、把握し練習をしてみると新しい発見があるかと思います。

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